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清水観音堂|東叡山寛永寺(上野公園)の御朱印と見どころ

2021-10-04

天台宗東叡山寛永寺について

江戸初期の寛永年間に、天台宗東叡山寛永寺の開山、慈眼大師天海大僧正(1536~1643)によって建立されました。

天海が明智光秀だったという番組が先日放送されていましたが、かなり真実味がありました。

 

天海の構想力と実行力は目を見張るものがあります。

上野の中に京の都を見て取ることができる、といわれているように、東の比叡山を意味する山号から「東叡山」、延暦寺の「延暦」というのは平安時代初頭、

桓武天皇の時代に使われた元号であり、寛永寺の「寛永」は、江戸時代の後水尾天皇、明正天皇、後光明天皇の時代の元号であり、江戸幕府将軍は徳川家光であった。

「比叡山 延暦寺」にならって「東叡山 寛永寺」命名されたものです。

 

上野公園が寛永寺の境内だった

上野公園は元々はほぼ全体が寛永寺の境内でした。その当時の様子を以下で説明しています。

上野公園、昔は広大なお寺さんだった!?知っておきたい上野公園の成り立ち

 

上野公園には以下の天海僧正毛髪塔があります。

天海僧正毛髪塔

(てんかい、天文5年(1536年)? – 寛永20年10月2日(1643年11月13日))は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての天台宗の僧、大僧正。尊号は南光坊(なんこうぼう)、院号は智楽院(ちらくいん)、諡号は慈眼大師(じげんだいし)。

徳川家康の側近として、江戸幕府初期の朝廷政策・宗教政策に深く関与した。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上野公園徹底探索、偉人像できっかけを見つける自由研究の題材

 清水観音堂について

清水観音堂は京都の清水寺(きよみずでら)の見立て

寛永8(1631)年に天台宗東叡山寛永寺の開山、慈眼大師天海大僧正(1536~1643)によって建立

清水観音堂は、不忍池はもともと自然の池があり、これを比叡山の麓に広がる琵琶湖に「見立て」てたことと同様に、京都の清水寺(きよみずでら)に見立てています。

スケールはかんり違いがありますが、清水の大舞台に相当する舞台が清水観音堂にもあります。

 

ご本尊について

秘仏のご本尊・千手観世音菩薩は、平安時代の比叡山の高僧・恵心僧都の作で、京都の清水寺から移管かされていらっしゃっいました。

ご開帳は年に1日、2月の「初午(はつうま)法楽」の日になります。

 

境内ツアー(見どころ)

では、いつもように実際に参拝した際の境内の様子をツアー(見どころのご案内を)してみたいと思います。

 

上記にも記載したように、清水観音堂は、清水寺に見立てていますので、清水寺の象徴とでも言うべき、清水の舞台が重要で、朱色の欄干に囲われた観音堂の舞台が広がります。

不忍池から少し階段を上がってくると正面にこの景色が見えてきます。

そして有名な「月の松」です。下の写真の真ん中に丸い輪を描いた形状の松の枝が配されています。これが「月の松」です。

歌川広重の描いた 「上野山内月のまつ」がまさしくこの上掲写真の松(代替わりしていますので同じものではありませんが)になります。

下の写真が清水観音堂からみた「月の松」。輪の中に不忍池の辯才天の堂宇が綺麗に収まって見えるように配されています。

樹の枝を伐採したばかりなのだと思います。ここまで綺麗に輪に中に辯才天さんが収まっている姿は初めてみました。

清水観音堂へと向かいます。まずはまだ階段を登らなければなりません。

「清水坂」(きよみずざか)と書かれています。この階段の上に清水観音堂があることからその名前にちなんで名付けられた坂の名称です。

左:階段したからの長め、右:階段上からの長め。20段も無いほどの短い坂道です。

清水坂の階段を上りきったところに清水観音堂の入口が見えてきます。

国指定の重要文化財です。

下の写真の真ん中にある階段が最後に舞台になっているところおよびお堂の入り口につながっています。

ここが舞台の上になります。不忍池側からみたときの朱色の欄干がこれです。

この清水観音堂の舞台から「かわらけ投げ」の要領で「お手玉」を投げて台の上に乗せることができると願いが叶う、というものです。

この下の写真がその目標になる台です。幾つかのお手玉が乗っているのが見えます。

 

清水観音堂の境内そのものは寛永寺の1つの堂宇なので広くはなく、10−15分も滞在すれば十分な時間を過ごせます。

下は人形供養碑。9月の終わりに「人形供養大祭」が執り行われます。

「秋色(しゅうしき)さくら」の碑

 

以下が桜の花の咲いていない「秋色桜」です。

現在もそうですが、江戸時代も上野は桜の名所でした。元禄のころに、後に、其角の門下に入る 「秋」 という娘がこの桜で詠んだ句が有名になり、

秋色さくいという名称でよばれるようになりました。

上記「秋色桜」を中心とした遠景です。スグ後ろにはお堂がみえており、敷地は狭いことがわかると思います。

外観全体像その1

上記の寄りで撮った写真。外観全体像その2

御朱印

清水の舞台と反対側にあるお堂の中でいただけます。清水の舞台に上がればすぐにわかります。

9:00−17:00です。

(コロナ禍で御朱印受け付け時間も変化しておりますのでご自身で最終的な確認をお願いいたいます。)

上野大仏さまとパゴダ(ミャンマー様式の仏塔)の御朱印もこちらで合わせていただくことができます。

ご参拝とは順序が逆になっても先に頂くほうが効率的です。(上野のお山は思いのほか広いです)

 

 

アクセス

住所 : 東京都台東区上野公園1−29 清水観音堂

電話 : 03-3821-4749

 

 

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