上野公園で拝受可能な御朱印をまとめてご紹介するために何度か参拝しております。
賑わいの上野公園の中でひっそりと鎮座されています。(参拝者少ないです、ご利益大きいのにもったいないことです。)上野公園訪問の際にはお立ち寄りください。
御祭神
大己貴命(おおなむじのみこと)[大国主命]
少彦名命(すくなひこなのみこと):常世の国(とこよ:海のかなたにあるとされた異郷で,永遠不変の国)からやってきて、
オオクニヌシと一緒に全国を歩いて国造りを行いまた常世に戻っていく神。化学の能力にも優れていて、
現在でも医薬の神、酒の神と言われている
【相殿】菅原道真公
御由緒
第十二代景行(けいこう)天皇の御代。
日本武尊(やまとたけるのみこと)が東夷征伐の為、上野忍が岡(今は、東京国立博物館からJR線に向かう方の岡だと思われますが、
昔は今の上野公園一体を呼んでいたと思われます。)
をお通りになられた時、薬祖神二柱の大神に御加護を頂いたことを感謝なされて、この地に両神をおまつりされましたのが御創祀です。(約1900年前)
あまり御朱印に興味も無い頃から、上野公園にはよく美術館に行っておりましたので存在は知っていました。
1900年もの御由緒のある古社とは知らなかったことと、薬祖神として有名だったことを知りませんでした。
医・薬祖神としては、私の崇敬神社の1つである、大阪の神農さんが1番有名なのかと思っていました。
こちらもたいへん立派な神社さんで御神徳を感じ、気に入って何度も参拝しています。
ご利益
医・薬祖神ですので、健康長寿、病退散、大病のときや手術の際、また医歯薬系の大学受験へもご利益があると言われています。
境内ツアー
大きく目立つ見どころはありませんが、いつものように境内ツアー(みどころご紹介)です。
不忍池辯天堂、清水観音堂から一旦動物園通り(不忍池に沿って走っている道)を少し北に進みますと右側に上り坂があります。
坂を少し上ると大きな鳥居が見えてきます。
鳥居の隣には五條天神社の提灯もみえてきます。この提灯のスグ右側にはもう1つの神社、花園神社さんの小さめの鳥居があって境内への入り口になっています。
鳥居をくぐるとすぐに下り参道になっていて正面に御本殿でみえてきます。
御本殿の正面、立派です。
鳥居のスグ隣に社務所があります。
全部で三箇所の入り口があります。一番上の動物園通りから右上の方に上がっていくと見えてくる大きな鳥居からの入り口。
そして、この写真は、動物園通りをもっと先まで進むと上り階段があってそこから鳥居を抜けて境内に入る道です。
動物園側からみたところになります。
上記写真の鳥居を境内側から写したものです。このもっと先には不忍池が広がっています。
最後の3つ目の入り口は、お隣の花園稲荷神社からつながっていて階段を上ると花園稲荷神社境内に入ります。
御朱印
拝受した日は、令和3年2月1日、と3−2−1となっている珍しい日付でいただきました。
シンプルな朱色の社判がおされているだけのものです。
アクセス
住所 : 東京都台東区上野公園4-17
電話 : 03-3821-4306
地図