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大阪、施福寺|西国三十三所 第四番札所。御朱印や境内ツアー、アクセス情報

2021-12-09

今回は、西国三十三所の中でもアクセスの困難さと最寄りのバス停から本堂までの険しさで難易度が高いと言われている 施福寺 への参拝です。

 

施福寺の歴史

施福寺のフェースブックから

施福寺は、欽明天皇【539年~571年】の勅願により、行満上人が開基となり建立されました。
【加古の行満】と称された行満上人は、ヤマト王朝で外交を担った人物で、古い史料にも そのお名前が見られます。
【加古】とは、兵庫県を流れる加古川周辺の地域のことです。
♡その当時、ヤマト王朝から中国へ向かうルートは、なんと本州を縦に越えるルートでした。大阪湾より北上して、加古川を遡上。
氷上町(現在の兵庫県丹波市)あたりで船を一旦陸揚げし、海抜95メートルの分水嶺を使い由良川の支流に移ります。
そして由良川河口から丹後半島の伊根筒川を経て日本海を航行というコースであったと見られます。しかし、当時の技術で作られる船での航海は命懸けであります。
その航海の安全祈願の為に、古代大阪湾の港(今の泉大津あたり)より槙尾川の上流の当山に航海の安全と勝戦を祈願する神様を招聘されました。
【大和の巻向山】(ヤマトのまきむくやま)にある【穴師坐兵主神社】(あなしにますひょうず神社)から招聘された神【磐筒男神】(いわつつのおかみ)
が降臨されたとされる磐座が山中には今もあるということです。
古代は施福寺本堂から、その神様に向かい遥拝する神事が厳修されていたとみられます。
現在もその名残りで、本堂左手に遥拝するための向拝が有ります。
参拝された折には、どうぞ本堂左手に回り、1度ご覧下さいね(๑❛ᴗ❛๑)
♡【巻向山】の神様を お祀りしている山なので、古代は【巻尾山】と書いたそうです。それが、いつの頃からか【槇尾山】という字を書くようになりました。

 

概要

宗派                     :天台宗

開基                     :行満上人

御本尊                 :十一面千手千眼観世音菩薩

創建                     :欽明天皇時代(539~571)

本尊真言             :おん ばざら だらま きりく そわか

ご詠歌                 :深山路(みやまじ)や檜原(ひばら)松原わけゆけば 巻の尾寺(まきのおてら)に駒ぞいさめる

納経時間       : 3月1日から10月末までは、8時から17時。11月1日以降は、8時から16時までになります。

特徴                     :本堂(標高475m辺り)に至るには標高280m辺りの駐車場から約1キロメートル(約30分から40分の登山)もの急峻な階段を登らなければならない。

西国三十三所のなかでも厳しい参道として知られる。槇尾山付近のハイキングを兼ねた参拝者が多く見受けられる。

 

御朱印とご詠歌

ご詠歌  :深山路(みやまじ)や檜原(ひばら)松原わけゆけば 巻の尾寺(まきのおてら)に駒ぞいさめる

今から一千年少し前、花山法皇が三番粉河寺から桧原松原越えの山路に難儀され、とても施福寺にたどれないと思っていると、

どこからともなく駒のいななきが聴こえてくると大変力が出て勇気づけられ無事参拝できたという事です。(「慈悲の道」より)

 

朱印

「大悲殿」と揮毫されています。「大悲」は慈悲に由来しており、ご本尊である観音様の心のこと。「殿」は建物

一般には、「大悲殿」=「観音堂」の意味であると表現されています。

 

境内ツアー

和泉中央駅下車で、南海バスに乗り槙尾中学校前下車。オレンジバスに乗換え終点で下車します。駐車場もかなり広くこのバスの終点の近くにあります。

公共交通機関でも、自家用車でもここまでで、あとは徒歩になります。

バス停前にある雑貨・お土産屋さんのおじさんに、「滝」がすぐ近くにあるので見てから行った方が良いとのアドバイスがありました。

「満願滝弁財天」でした。槙尾川の滝であり、およそ落差50メートルの滝です。かなり迫力がありました。これは必見です。

 

そこから最初の道は舗装されていたので、この歩道道を30分歩くものと思い込んでいましたが、まったく違いました。山道のかなりきついハイキングという感じの道でした。

徐々に道が舗装から山道へと変わってきます

小さな沢が道の横を流れており、ぬかるんだ歩きにくい場所も増えてきました。

迎え観音(和泉市側参拝道入口より10分ぐらいのところにあります。ここまではそれほど厳しい道のりではありませんでした。)

仁王門

仁王様の前にはたくさんのワラジがかけられていました。巡礼の無事を願ったものですね。

 

案内では全体の工程が3−40分とのことでしたので、ここから2−30分程度と思っていました。

狭い石段が濡れていてすべりそうになる(当日は明け方に小雨が降ったようでした)、傾斜がかなりある坂道、狭いので降りてくる方とすれ違うのがやっとの場所も何ヵ所もありました。

こんな道だからこそ手摺り代わりにロープを張っているのでしょうが、外す参拝者がいるのですね。。。。

足元が悪い時にまさに命綱です。わざわざ外さないで、ってお願いしたいくなります。

私でも、ちょっと指をかけるようにロープがあると安心して歩けます。

弘法大師の剃髪された髪が安置されている堂宇

 

愛染明王像がお祀りされていました。

見ていると皆さんここは手を合わせることなくどんどん先に進まれている方々が大半でした。

この周辺にも寄っていると4−50分はかかります。

 

本堂に到着です。あいにくの雨でちょうど御本堂に着いた時に本降りになってきました。

雨宿りをかねてゆっくりと拝観させていただくこととができました。

 

きたびやか!よーく足の方をご覧ください。

馬頭観音様。足の裏を見せている足守の馬頭観音さまは、日本で唯一施福寺だけです。
お顔が厳しく荘厳なお顔だちですが、足腰をしっかりと守ってくださる仏さまです。

足腰が丈夫になるご利益がありますので険しい参道を登り切って、より一層足腰が丈夫になることをご祈念ください。きっとご利益があると感じました。

 


もっと足元をアップにして撮影してみました。

 

ご本尊の弥勒菩薩様

キリッと引き締まった立派なお顔立ちです。

見ているときもちが吸い込まれて行く感じになります。しばらく動けませんでした。

 

アクセス(難関度8)

公共交通機関でのアクセス難関度(10段階で評価。難関度10が最も行き難く、難関。伊丹空港からの行きやすさを基準としています。乗り換え多さ、徒歩時間の長さなどで

主観的な目安としての難関度を記載)

・参道の山道で細い道のりの徒歩時間が長い。バスの本数が非常に少ないので時間を調整するのが大変。東京から行くので私の場合は前泊してこのために1日を全部費やすことになります。

 

南海本線 泉大津駅前1番乗り場・阪和線(JR西日本)和泉府中駅前2番乗り場・泉北高速鉄道 和泉中央駅2番乗り場の南海バス331、337系統「槙尾山口」行き、333系統父鬼行きで、槙尾山口手前の「槙尾中学校前」で下車し和泉市オレンジバスに乗り換え、終点「槙尾山」下車後徒歩50 – 60分。

 

以下、和泉中央駅からの路線図です。「槙尾中学校前」で降りて乗り換えることがポイントです。ただし、1時間に1本しかオレンジバスが出ていないので

乗り換え時間と滞在時間の計算が事前に必要です。

 

地図

参詣の後にゆっくりと食事を

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