川口九社詣「勾玉巡り」も残り2社となりました。
元郷氷川神社さんには何度か伺っており、神職さんご夫妻の人柄の良さを非常に感じました。
御朱印などの新しいアイデアはご子息が考案されているとおっしゃっていました。
遠くから参拝に来ていることをお伝えするといろいろ日々の様子や街が鋳物で有名だったっ頃のお話などを聞かせていただき、ついつい長く滞在して話し込んでおりました。
こういう経験が常にはありませんが、旅や神社巡りをしていると味わえることが楽しみです。
御由緒
室町期の武将である平柳蔵人(現在の南平地域を中心に活躍)が霊夢のお告げにより、旧官幣大社である氷川神社(さいたま市大宮区髙鼻町鎮座)を勧請し、
「武蔵國四之宮 氷川大明神」としてお祀りしたことに始まります(『新編武蔵國風土記稿』より)。
創建当時は、荒川の堤の側に建てられておりましたが、度重なる水難を避けるため、元和8年(1622年)に現社地へお遷り鎮まられることになりました。
(神社ホームページより)
主祭神
正面が御社殿になります。
左手に少し建物が写り込んでいますが、こちらが社務所です。
この前に神職さんがでていらして、この社務所の前で長話を楽しんでいました。
ここが神社の入口です。見落としてしまいそうな参道になっています。最初に参拝したときは、話し込んでいたこともあって、
かなり遅い時間になってしました。
特に飾り付けもなく殺風景な感じですが、ここに電飾などを付けると神職さんがおっしゃっていました。
上の写真とほぼ同じ場所ですが、飾り付けされていると華やかな感じです。
しっかりと、勾玉巡りの旗もたなびいいていました。
素盞嗚尊(すさのおのみこと)
『古事記』では黄泉国より帰還して禊をする伊奘諾尊の鼻から生まれたとし、『日本書紀』においては、伊奘諾尊・伊奘冉尊の二神が神生みの際に生んだとする。
どちらにおいても天照大御神・月読尊と同時であるので『三貴子』と称され、日月に対し風雨を象徴するとされる。
高天原から葦原中国の出雲へ降り、八岐大蛇を退治し神剣『草薙剣(天叢雲剣とも言う)』と妃神の稲田媛を得る。
『備後国風土記逸文』では行疫神武塔神と同一視され、中世以降は牛頭天王と習合された。
※『草薙剣(天叢雲剣)』…皇位継承の三種の神器の1つ。
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
天照大御神と素盞嗚尊の誓約(うけい)によって生まれた宗像三女神のうちの一柱で、海上交通を守護する海の神。
弁財天としても信仰される。女性神であることから安産の神でもある。(別名 狭依毘売命)
宗像三女神は、宗像大社の内容とともにご覧ください。
ご神徳
当社の主祭神である素盞嗚尊は、八岐大蛇を退治したことから、武勇に秀でた神様であります。
中世以後、牛頭天王(外来神)と習合されるようになると防疫神(あらゆる災難から守護る)としての神格も兼ね備えられました。
また市杵島姫命は、素盞嗚尊の娘神であります。女性神であることから安産の守護神でもあります。
また父娘神で合せ祀られていることから、子宝成就・子孫繁栄の神様としても神威を顕しております。
お祭り
年中行事 | |
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◆ 1月1日 | 歳旦祭 午前0時齋行 新しい年・月・日を寿ぎ、年神様に感謝し、神前に皇室・国家・国民・氏子・崇敬者の安寧を祈る神事 |
◆ 元旦より | 新年祈祷 午前9時より 厄除・方位除・家内安全・商売繁昌など |
◆1月29日 | 十二社例祭
境内末社である十二社の例祭 |
◆ 2月11日 | 祈年祭 午前10時半齋行 五穀豊穣と地域の安寧を祈る神事 |
◆ 5月上旬 | 御田植祭 神社神田にて稲の苗を植え、豊穣を願う神事 |
◆ 6月30日 | 夏越しの大祓 午後4時齋行 上半期の内に知らず識らずに犯してしまった罪や穢れを人形に移し、茅の輪をくぐり身を清める神事 |
◆ 7月第1土曜日 (翌日曜日は予備日) |
神燈祭・七夕まつり 午後4時半開始 普段、何気なく使っている「火」の有り難さを再認識し、神様から頂いた「御神火」を家庭に持ち帰り、家内安全を願う神事 |
◆ 9月下旬 | 御田刈祭 五月に植え、神様の御神徳によって稔った稲を収穫する神事 |
◆ 10月第3日曜日 (前日の土曜日は宵宮) |
例大祭 午前10時齋行 神社で執行される恒例祭典の内で最も重要な神事であり、御祭神の神徳を称え、日々の生活が平穏無事であることを感謝する神事 |
◆ 10月中旬 ~ 11月下旬 | 七五三詣 数え七歳・五歳・三歳の幼児が、神様に今まで無事に成長してきたことを感謝し、今後もまた健やかに成長することを家族揃ってお祈りします |
◆ 11月23日 | 新嘗祭 午前10時半齋行 春の祈年祭に対し、その年の五穀豊穣と地域の安寧を感謝する神事 (神社神田にて収穫された新穀も御神前にお供えされます) |
◆冬至入り 12月22日 (閏年の年は12月21日) |
冬至祭 午前十時より 当社神紋(三つ雲巴)の焼き印を施した柚子『福柚』を授与 ※『福柚』には数に限りがございますので、無くなり次第終了とさせて頂きます。 |
◆ 12月31日 | 年越しの大祓 午後4時齋行 下半期の内に知らず識らずに犯してしまった罪や穢れを人形に移し、新年を迎えるに当たり身を清める神事 |
御朱印
御朱印受付時間は、午前9時 ~ 午後4時30分 まで。
御朱印帳への直接の浄書がお受け出来ません。書き置きでの対応情報などは、神社ホームページのこちらをご覧ください。
また、日によって種類が変わるそうですのでその日程もご確認ください。
赤に緑が映えますね
巡った順序
2018年12月15日(土)
9:00頃 JR東川口駅到着、徒歩にて移動
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1 9:25 東沼神社
9:52 差間二丁目バス停から、東川口駅行きバス
10:18 戸塚支所
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2 10:33 七郷神社
11:15 安行中学校
11:16 安行小学校
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3 11:28 九重神社
徒歩移動
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4 12:15 峯ケ岡八幡神社
12:41 峯バス停
12:00 鳩ヶ谷駅東口行きバス
13:06 昭和橋バス停
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5 13:10 鳩ヶ谷氷川神社
13:35 鳩ヶ谷駅(JA前)バス停+徒歩
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6 14:09 前川神社
14:43 上青木交番バス停
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7 15:03 鎮守氷川神社
15:50 青木三丁目バス停
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8 16:55 元郷氷川神社 ← この記事
時間切れ終了
このまま埼玉高速鉄道線 川口元郷駅に向かい、当日は帰宅しました。
新しいんでしょうね。とてもキレイな駅舎でした。
2019年2月2日 最後の川口神社へ
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9 川口神社
アクセス
住所 ; 埼玉県川口市元郷1丁目30−2
電話 : 048-224-1466
- 埼玉高速鉄道線 川口元郷駅より 徒歩5分
- JR京浜東北線 川口駅より バス 「元郷1丁目」下車すぐ
※下記の行き先のバスにご乗車ください
①東領家循環、東領家循環・東領家1丁目ゆき(川02、川02‐2)
②舎人団地ゆき(川04)
③入谷・舎人駅循環、入谷町経由舎人駅ゆき(川14、川14‐2)
④谷在家駅循環、谷在家駅循環・皿沼不動ゆき(川15、川15‐3)
⑤弥平町循環(川16) - または、川口駅東口行き(川口元郷駅経由の下記の系統)の
バスにご乗車頂き、「元郷1丁目」で下車して下さい。
(川02、川04、川14、川14‐2、川15、川15‐2、川16)
地図