私の川口九社詣「勾玉巡り」としては最後の1社となりました。1日で全部回りきるのは難しかったですが、初めての川口市の街歩きを堪能した時間でした。
川口九社詣「勾玉巡り」の専用御朱印用 蛇腹(じゃばら)みたいなものがありますので、別記事で全部まとめてUPする予定です。
御由緒
川口神社はもと「氷川社」と称し、川口町の鎭守氏神(土地を治める神様)として古くから領主・住民の崇敬を篤くいただいておりました。
創始は天慶年鑑(てんぎょうねんかん:西暦940年前後)と伝えられており、暦応二年(1339年)及び天文四年(1535年)の板碑や室町初期の古神像、
江戸期の棟札等が残されています。
江戸時代に「氷川大明神」と尊称され、八代将軍吉宗公が行った産米のための見沼開発における芝川落口の門樋工事において、
工事成功祈願の後、成功の運びとなったことからこの神恩に感謝して神前に奉納された神鏡は現在市指定文化財となっています。
維新後の明治六年に村社に指定された後、町内の天神社、稲荷社(三社) 金山社を合祀(一つの社殿に他の神様をお迎えして御一緒にお祭りすること)して
社名を「川口神社」と改め、昭和の市制施行に伴い川口市の総鎮守(川口市全ての土地を守護する神社)となりました。
(神社ホームページより)
立派な社標です。
これもまた立派な門構えで出迎えてくれます。もう少し前のことなので記憶が曖昧ですが、当時はあまり多くの写真を撮ってなかったため、
撮った写真の中にはいわゆる鳥居がなく、入り方によっては鳥居をくぐることになったのだと思います。
伝統ある神社の狛犬さんという感じを漂わせていました。ピンッと張った前脚が、邪気をこれ以上入れないという強さを表現しているように感じました。
御祭神
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)
保食命(うけもちのみこと)
金山彦命(かなやまひこのみこと)
間口はさほど広くない拝殿でした。最初に行った時には、お祭りのときでしたので参拝者が長蛇の列で、列が門から出て外まで連なっていました。
当時はコロナは無かったので、境内にはたくさんの屋台が出て参拝者で前に進めないような混雑でした。あの賑わいが早く戻ってことを祈るばかりです。
ご神徳
素戔嗚尊
神話において、頭尾が各々八つに分かれ、体が山ほどの大きさの大蛇である八岐大蛇(やまたのおろち)を退治して稲田姫をお助けになられたことから
「厄除け」のお力をお持ちであるとされ、また稲田姫と結ばれたことから「良縁・縁結び」「家内安全」をつかさどる神様でもあります。
菅原道真公
菅原公は醍醐天皇の御代に右大臣になる程の学才をお持ちであったことから「学問」の神様であります。さらに菅原公は空海・小野道風らと共に”書道の三聖”と称され、
書道の上達を願う人々の信仰も篤く受けております。
また菅原公は奇御魂(不可思議な力を持つ神霊)の力も大変強い神様であり、お怒りの際に雷を落とされたと伝えられており、
このことから火雷天神または天神様の力もお持ちであるとされ「農耕・漁業」の神様でもあります。
宇迦之御魂命 ・ 保食命
お稲荷様で広く知られている神様で、五穀をはじめとする全ての食物・蚕桑をつかさどっており、「農業から商業・殖産興業」の神様であります。
金山彦命
金属資源や金属製品の生産と流通の神様であり、お金の円滑な流通などもつかさどる「金属全般」の神様です。
神楽殿ですね。
こちらが社務所になっており、御朱印をいただいたのはここでした。
御朱印
授与所の営業時間 9:00~12:00、13:00~17:00
川口市総鎮守の文字が輝いています。「川」の一画目と二画目の向きが好きです。一画目が特に左から右に寄せて止めているところのバランスが好きです。
巡った順序
2018年12月15日(土)
9:00頃 JR東川口駅到着、徒歩にて移動
step
1 9:25 東沼神社
9:52 差間二丁目バス停から、東川口駅行きバス
10:18 戸塚支所
step
2 10:33 七郷神社
11:15 安行中学校
11:16 安行小学校
step
3 11:28 九重神社
徒歩移動
step
4 12:15 峯ケ岡八幡神社
12:41 峯バス停
12:00 鳩ヶ谷駅東口行きバス
13:06 昭和橋バス停
step
5 13:10 鳩ヶ谷氷川神社
13:35 鳩ヶ谷駅(JA前)バス停+徒歩
step
6 14:09 前川神社
14:43 上青木交番バス停
step
7 15:03 鎮守氷川神社
15:50 青木三丁目バス停
step
8 16:55 元郷氷川神社
時間切れ終了
2019年2月2日 最後の川口神社へ
step
9 川口神社 ← この記事
アクセス
住所 ; 埼玉県川口市金山町6-15
電話 : 048-222-2342
最寄駅JR京浜東北線 川口駅 [徒歩10分経路:黒矢印]
埼玉高速鉄道 川口元郷駅 [徒歩15分経路:青矢印]行き方について川口駅から徒歩10分
川口元郷駅からは徒歩15分駐車場あり
10台程度
(境内の西側にございます)
*一方通行の為、ピンク矢印方向からお入りくぱーせんとMせぱSてびNぱーせんと