御祭神
素盞嗚尊(スサノオノミコト)
天照大神(アマテラスオオミカミ)の弟神。
ヤマタノオロチを退治して、奇稲田姫(くしなだひめ)を救い出し、退治したヤマタノオロチの中から草薙の剣(くさなぎのつるぎ)を発見し 天照大神に献上しました。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
第12代景行天皇(実在性は定かではありません)の子として誕生しました。
第14代仲哀天皇の父。
多くの人が名前は知っている、武力に優れた英雄の神で日本古代史上の伝説的英雄。
東国平定の際は倭姫命(やまとひめのみこと)が与えた草薙の剣によって難を逃れました。
大きな一羽の白鳥となって天に昇っていったので、以下のようにお墓には白鳥の名が付いています。
墓は、宮内庁により次の3ヶ所に治定されている。
・能褒野墓(のぼののはか、三重県亀山市田村町)宮内庁上の形式は前方後円。
・白鳥陵(しらとりのみささぎ、奈良県御所市富田)宮内庁上の形式は長方丘。
・白鳥陵(しらとりのみささぎ、大阪府羽曳野市軽里)宮内庁上の形式は前方後円。
2箇所に「白鳥」の名が付けられている。
御由緒
出典:麻布氷川神社ホームページから抜粋・補足追記
938年(第61代朱雀天皇の御代)、源経基(みなもとのつねもと)が天慶の乱(平将門)を鎮定のため、東征した際、現在の麻布一本松の地)に創祀・創建されました。
文武に秀でた経基は、鎌倉幕府の源氏将軍や足利将軍の武家政権を築いた清和源氏(せいわげんじ)の祖にあたります。
江戸城を築城した武将・太田道灌は江戸の災守りとして氷川社を篤く崇敬したことより勧請説もあります。
豊臣時代から“一本松の松の木”をご神木とし周囲には宮村町、宮下町、鳥居坂町、一本松 坂下町など麻布氷川神社を中心とした町名が広く在しております。
アニメ“美少女戦士セーラームーン”の聖地としても現在でもファンの参拝者が訪れる地です。
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ご利益
勝運 / 商売繁盛 / 厄除け / 開運 / 出世 / 財運 / 安産祈願
災難除け / 学問上達 / 試験合格 / 家内安全 / 縁結び / 国土安隱
御朱印
授与所受付時間: 9:00~16:00
新嘗祭の特別御朱印と通常御朱印
港区史内には“江戸氷川七社の一”と記されていることから、その印が押されています。
御社殿に向かって右側に社務所がありました。
境内ツアー(見どころ案内)
手水舎、御朱印帳を預けて御朱印ができあがるまでの待ち場所の1つになっていました。2018年11月23日ですのでもうコートを御召になっているご婦人が見えます
コロナ前ですのでひしゃくも健在です
御社殿。朱色が鮮やかでまだ新しい感じです。
昭和23(1948)年、氏子でもある鉄筋コンクリート工学の建築家阿部美樹志設計にて、有縁の方々の尽力により社殿を再建
御社殿を横から見たところです。この写真の右奥が社務所になっています。
昔の狛犬さんでしょうか、、、置き場所に困って木の影にひっそりと置き去られていました
過去の資材などが境内に放置されていていました。
ご事情はあったのだと思いますが、あまり管理されていない状態に見えてしまいました。
麻布神社の宮神輿
関東でも有数の千貫神輿(千貫は、3.75トンですが、大きいという意味合いで用いられている)を牛2頭で引かせて巡行していた。
しかし昭和15年を最後に巡行されていませんでした。私が最初に参拝した2018年当時、宮神輿や神輿庫の破損や老朽化対応が求められていました。
個人、1口5000円から奉賛を求められていました。
2018年当時のご奉賛を依頼する立て看板がありました。
宮神輿を2頭の牛が引いている様子が伺えます。
令和3年4月時点で、以下の報告はホームページに記載されておりました。
麻布総鎮守氷川神社では、令和の御大典奉祝を記念いたしまして大神輿巡行復興の事業を行っております。
この一過程となります。この度、麻布氷川大神輿の修復が完成いたしました。
この大神輿は昭和初期には巡行をしておりました。その後、社会情勢の影響も絡み、90年余り神輿蔵に大切に保管されたままでありました。今まで何度も巡行実現を望む声がありました。地域の方々のご意向もいただき、神輿修復可能か否か3年前に専門家に依頼してみましたところ 多くの時間を要すれども十分可能と言う結果が出ました。その結果をふまえて、地域の氏子また多くの皆様に麻布氷川大神輿巡行復興のご奉賛をお願い致しました。そして、令和元年8月に大神輿を修復するため、この大神輿を作製した神輿工房へと神社をあとにし、令和3年1月までの長い時間を要し、大神輿の修復完成いたしました。輝かしく蘇った大神輿が帰社いたしました。
今日の社会状況にもかかわらず、本事業の趣旨にご賛同くださり、ご協力賜りました大変多くの皆様から御奉賛いただきました。心より厚く感謝を申し上げます。
お披露目の巡行復興を令和3年9月例大祭時を願っておりましたが、社会状況を鑑み、令和4年9月に巡行復興を予定しております。
何卒、引き続きのご支援をたまわります様お願い申し上げます。
大神輿修復完成につきまして、重ねて御礼申し上げます。
アクセス
住所 : 東京都港区元麻布1-4-23
電話 : 03-3446-8796
東京メトロ南北線:麻布十番駅 出口4または出口1 ・・・ 徒歩8分
東京都営大江戸線:麻布十番駅 ・・・ 徒歩 7分 または 六本木駅 ・・・ 徒歩20分
私は、東京メトロ南北線から、東京都営大江戸線の麻布十番駅7番出口から向かいました。
七面坂を経由。
この坂の東側にあった寺に七面大明神の木造が安置されていたために付けられた名称
大黒坂を経由していきました。
坂の中腹に大黒天さまを祀る寺があったために付けられた名称
東京メトロ日比谷線:六本木駅 ・・・ 徒歩20分 または 広尾駅 ・・・ 徒歩15分
港区コミュニティバス「ちいばす」20分間隔で運行:
麻布西ルート (広尾駅 ~ 仙台坂上 ~ 麻布十番 ~ 六本木けやき坂)
仙台坂上駅で下車 ・・・ 徒歩1分
都営バス:
橋86系統 (目黒 ~ 新橋駅または東京タワー)
仙台坂上で下車 ・・・ 徒歩1分
車の場合
参拝者用駐車場は若干数あり
近くにはコインパーキングあり
仙台坂下交差点または麻布山入口から暗やみ坂、大黒坂、一本松坂より。
仙台坂上交差点からは一方通行の出口ですので進入禁止になっています。
地図