まとめの概要
今回の旅行は、天橋立に1泊、京都に1泊の2泊3日コースです。
当記事では天橋立の1泊2日の部分を切り出して現地リポートです。
私は東京羽田空港が発着場所になります。
伊丹空港が発着場所と考えていただいて良いと思います。
関西圏以外の方(特に関西圏以外から飛行機で伊丹空港着の方々)にとっては、天橋立は京都にありながらもとても時間を要する場所だと思いませんでしょうか?
京都府北部、日本海の宮津湾にある『天橋立』は、陸奥の『松島』・安芸の『宮島』とともに、日本三景の一つです。
一度は訪れたいと思う場所です。
特に食事情報は充実させましたのでその部分だけでもお役に立てるのではないかと思います。
海外・国内合わせて300回は旅行に行っています。(出張を含めると+100は旅に出かけています)
免許を失効してしまい、それ以降、公共交通機関を利用し、交通費が安くできるだけ楽に早く移動するように事前に時刻表アプリを用いて、
シミュレーションしてから出発しています。
ツアー参加の場合でも最近は自由時間が大半のフリータイム優先のコースが人気です。
自由時間にどのように過ごすかを計画しておくことは非常に重要です。
今後天橋立方面に行かれる方々のお役に立てますよう今回の旅行での経験値を共有させていただきます。
まずは全体のルートのステップを外観します。(2021年10月の土曜に出発しています)
あくまでもこの時点の時刻表から最適な経路を選択しています。
全部電車で移動など様々なルートがあることと、時刻表はご自身で最新のものをご確認ください。
旅程サマリー
2021年10月9日(土)
- 羽田空港から大阪伊丹空港
- 11:12発 大阪伊丹空港から 12:40着 福知山駅(バス)
- 12:53発 福知山駅から13:31着 天橋立駅 京都丹後鉄道 特急たんごリレー3号 網野行
- 天橋立駅観光案内所で周辺情報の最新版を収集
- 天橋立ビューランド
- 16:30発 天橋立駅(バス)から 16:39 道の駅海の京都宮津(バス)
- フェアフィールド・バイ・マリオット 京都天橋立 チェックイン
- 18:20から夕飯「なみじ」
2021年10月10日(日)
- 朝食はホテルから徒歩3−4分の「海味鮮やま鮮」
- 道の駅海の京都宮津 観光案内所にてEバイク(電動自転車)を借りて天橋立へ(約20分)
- 天橋立を自転車で渡る
- 元伊勢籠(この)神社への参拝
- 11:30過ぎに少し早めの昼食は、しょくじ処「おぐら」
- リフトに乗って傘松公園
- 13:00発 傘松公園の傘松駅からバスで成相(なりあい)寺へ
- 14:10発 成相寺からバスで傘松駅まで下山
- 14:30頃 リフトで傘松公園から下り、自転車で天橋立ワイナリー
- 15:30頃 天橋立ワイナリーから智恩寺へ
- 15:50頃 宮津湾の外海にでて天橋立の絶景をボートから堪能
- 16:20頃 天橋立を出発して荷物を置いてあるホテルに
- 17:00頃 eバイク(電動自転車)を返却のため道の駅海の京都宮津 観光案内所
- 17:10発 キセンバ港館駅(バス)高速バスで京都へ(2,900円)
- 19:00過ぎ、京都着
旅程詳細と感動、感激、感心、歓喜ポイント
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天橋立駅観光案内所で周辺情報の最新版を収集
やはり観光案内所での情報取集は重要です。電動バイクの情報や天橋立から京都への移動のバス手配など、最高に親切でした。感謝・感激です。
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天橋立ビューランド
素晴らしい眺望です。天橋立全体が見渡せる絶景でした。
同様に天橋立を山から望む有名な場所に傘松公園があります。
今回は、その両方を巡る予定ですので、両方のケーブル・リフトの乗れるチケットを購入しました。
モノレールの上りの景色は↓の方に動画リンクを貼っていますのでご覧ください。
料金について
上記の天橋立ビューランドと傘松公園は、よく似た景色が広がるので片方でも良いかな、という考え方もあります。
今回の目的の1つは、成相寺(なりあいじ)参拝&御朱印という目的もありましたので、両方のチケット(大人1200円)のチケットにしました。
いろんなチケットがあります。以下の公式の案内をご覧ください。
天橋立ビューランドは、お子様向けの乗り物がいくつかあります。(小さな観覧車、SL弁慶号など)
実際に乗ったのは「サイクルカー」です。レールの上を自転車のように自分で漕ぎながら進んでいくもので、景色が抜群です。
写真の中に「サイクルカー」に通り道のレールが見えると思います。
当日は暑いくらいの天候でしたのでビューランドでスイーツも楽しみました。
かわらけ投げ
よく、こういう山の上の方に行くとあるモノです。
この棚に かわらけ が3枚ずつ入っているので、300円を入れて取り出します。
ここは、知恵の輪を3回くぐると知恵を授かると言われているそうです。
股のぞき
股の間から覗き込むことで天橋立が龍になって天に昇るような景色を味わうことができます。
そう思い込んでみると、あら不思議です。ちゃんと見えます。
どうでしょうか。。。。龍が天に昇っているように見えますでしょうか。
モノレールとリフトのどちらからでも上り下りができます。
切符売り場の方にお薦めを伺いました。
上りは、モノレールで帰りの下りがリフトがよい、とのことでした。
実際にそうでした。
モノレールの上りの景色は↓の方に動画リンクを貼っていますのでご覧ください。
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道の駅海の京都宮津 観光案内所にてEバイク(電動自転車)を借りて天橋立へ(約20分)
前日に天橋立観光案内所で
・宮津観光案内所で貸し自転車を扱っていること
・宮津から自転車で20分もあれば天橋立に到着すること
を教えてもらっていましたので、その案を採用することにしました
1日借りて2000円です。1日回っても電池も十分足りましたので問題ありませんでした。
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天橋立を自転車で渡る
砂浜を自転車で走るというよりも舗装はされていないけど、走りやすい土道のような感覚です。
最初の想像では砂にタイヤを取られて自転車が重くて進みが悪いだろうと思っていました。
私たちは、宮津から天橋立への移動もあるので電動自転車(あまり言い慣れない『eバイク』)を借りました。
天橋立だけを渡る目的ならば通常の自転車で十分です。
往復自転車というのもありですが、行きは自転車(片道20分あれば行けます)で自転車を乗り捨てて、
戻りは船・ボートなどの組み合わせもお勧めだと思いました。
砂浜
好きなところでちょっと停めて雄大でキレイな景色を堪能する、自由で素晴らしい経験です。
磯清水
四面海水の中にあって、少しも塩味を含んでないところから不思議な名水と親しまれてます。
今のようにペットボトルで簡単に水が飲める時代でない時から重宝されてきたことでしょう。
日本名水100選にもなっています。
天橋立神社
ご祭神:イザナギノミコト (明治時代 京都府神社明細帳による)
天橋立は智恩寺の境内地にあり、当社も智恩寺に属する神社でした。
上記の磯清水のすぐ隣に鎮座しており、磯清水の水で手を洗い流して清浄にしてからご参拝いただくとよいと思います。
なお、当社の御朱印はありません。(無人の神社さんです)
少し傷みが激しくなっていらっしゃいますが、お出迎えくださっています。
現在の当社殿は、1907年の再建だそうです
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元伊勢籠(この)神社への参拝
詳細は以下のレポートをご覧ください。
ココがポイント
元伊勢籠(この)神社の方に自転車で渡ると、自転車を止められる場所、駐輪所が元伊勢籠(この)神社にしかありません。
午後近くになると自転車で駐輪所が一杯になっていて自動車の駐車スペースにも広げているくらいでした。
一度駐輪したら、戻るまで置きっぱなしにしてください。その後に行くところは基本的には全て徒歩圏内です。
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リフトに乗って傘松公園
笠松公園の様子はリフトで下りる動画を添付していますのでその中でご覧ください。
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13:00発 傘松公園の傘松駅からバスで成相(なりあい)寺へ
詳細は以下のレポートをご覧ください。
だいたい1時間に2本程度出ています。バスで上ると10分程度の距離ですが、歩いて上ることも可能は、可能です。
つまり行けなくはないが絶対にお勧めはしません。途中バス乗車中に顔を真っ赤にして息を切らして登っている家族に出会いました。
バスの運転手さんがスピードを緩めて「頑張って!!」と声がけしているのは微笑ましい光景でしたが、まだ半分も来ていない距離で、ご家族はヘトヘトになっていました。
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14:10発 成相寺からバスで傘松駅まで下山
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14:30頃 リフトで傘松公園から下り、自転車で天橋立ワイナリー
11月30日で終わってしまいますが、『eバイク』を借りるといくつかの指定のお店で
スイーツをいただける、「スイーツキャンペーン2021」をやっていました。
その対象場所として天橋立ワイナリーが入っていましたのでそこまで自転車で行ってみました。
自転車でも15分程度かかる距離です。ワインに興味があったことと、スイーツプレゼントがあったので行きましたが、どちらも興味が無い方にはお勧めしません。
ワイナリーがあるわけでもなく、ワインのショップがあるだけの場所です。
ワインソフトは勿論いただきました。
ワインは良かったのですが瓶で重いこともあり、持ち帰るのが難しいため購入しませんでした。
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15:30頃 天橋立ワイナリーから智恩寺へ
詳細は以下のレポートをご覧ください。
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15:50頃 宮津湾の外海にでて天橋立の絶景をボートから堪能
天橋立ビューランドの上りのモノレールからの景色、
笠松公園ではリフトで下りるときの景色、
宮津湾の外海にでて天橋立の絶景をボートから堪能している様子、
をまとめて、動画にしています。
宮津湾の外海にでて天橋立の絶景を眺めた貸切のボートが以下の写真のモノです。
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16:20頃 天橋立を出発して荷物を置いてあるホテルに
自転車の旅で疲れたでしょう、と言ってホテルスタッフさんがペットボトルの冷えた水を持ってきてくれました。
感激の気付きです。ありがたかったです。
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17:00頃 eバイク(電動自転車)を返却のため道の駅海の京都宮津 観光案内所
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17:10発 キセンバ港館駅(バス)高速バスで京都へ(2,900円)
この写真は、途中のトイレ休憩(バスにもトイレはついています)のときのモノです。ほぼ満席でした。天橋立の観光案内所で予約しておいて良かったです。
宿泊先
「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都天橋立」
宮津、道の駅から徒歩3分。京都駅行きバス停は目の前、マイカーでの利用者でも電車バスでも立地は非常に良いです。
少し年季の入った天橋立最寄りの旅館や名ばかりのホテルに泊まるくらいなら、こちらが絶対お勧めです。
新しい・清潔な施設、お世辞ではなくとてもフレンドリーで気が良くつくホテルのスタッフさん、食事どころも周辺にたくさんあるので便利。
天橋立を目的地にするなら、お勧めのホテルです。
オープンなラウンジスペース。24時間自由にコーヒー、紅茶、お茶など自由に飲めます。
近くの店で買ってきた食事をここのラウンジで食べている方もいました。
ご当地グルメ
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18:20から夕飯「なみじ」
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初日の夕飯。ホテルから少し離れていますが、徒歩13分(駐車場もあるので車でも行けますが飲めなくなります。
飲みたくなるようなメニューが満載です)
・地元の魚を大切にされていること。とにかく旨い。どの魚も旨い。
・その日の仕入れている魚の写真を大将自身がスマホで撮影してプリントアウトし、店内に張り出してあります。ほぼ白身の魚なので説明を聞いてもどんな魚なんだろうと、ピンと来ないですが、この写真があれば、イッパツで分かります。
・大将は、吹奏楽を学生の時にやっていたそうです。大勢の観衆の中で、スポットライトを浴びることお客様を楽しませることに喜びを感じているようです。
カウンターをはさんで、大将と客との関係がカウンターの中が舞台のようで客を楽しませる術を心得ていて会話していて楽しく、美味しい時間を体験できました。
カウンターの後ろの小上がりの席のところに置かれていました。
『「本日の お魚報告板」*全て」地魚です!!』との案内が店内に置いてあります。
普段は手伝ってくれているアルバイトの人がいるらしのですが、当日はお休みで、大将と奥にいらっしゃる奥様だけで
対応するのが難しくなるので、2組だけを予約を受けたそうです。
ほんと、タイミングよかったです。
2週間前くらいには予約していました。
日本酒も揃ってますので大将と相談して食事に合うものをチョイス
刺身も厚みが違います。
新鮮さが見た目からも伝わってきます。基本白身の魚です。
茶碗蒸しも程よい上品さで仕上がっておりました。
大将が学生時代にやられていた吹奏楽の写真が飾られています。
どれがご本人かはお店に行かれて聞いてみてください。
「なみじ」での夕食後、宮津湾の花火の日でした。「なみじ」から3−4分歩くと漁港になってて、派手ではありませんが、綺麗な花火を堪能できました。
地魚料理の定期便
地魚の旨さを味わうと、家でもその感覚を味わいたくなります。
毎週のように旅行行ければ良いのですがそうはいきませんよね。
探していたら見付けました。職人が市場で買いつけた魚を定期便で送ってくる仕組み。色々あるモノですね。
おうち時間はまだまだ多く、買い物行くじかんも難しいし、新鮮な魚が手に入るのも難しいですからね。以下の画像をクリックしてみてください。
詳細の説明に飛びます。
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朝食はホテルから徒歩1−2分の「海味鮮やま鮮」
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朝食が7時からやっていることと、新鮮は魚の刺身や焼きが朝食で提供されていています。
ホテルで周辺の食事情報を教えていただきました。手作りのお店リストがあってとっても助かりました。やはり地元の方々がお勧めしてくれるお店に行くと一味違います。
日本の朝食そのものという感じでとてもとても美味しかったです。
お店リストとは別に食事場所の周辺地図もホテルスタッフさんの手作りでした。とっても分かり易い地図でした。
「食べログ」<海味鮮やま鮮>朝食から鮮度抜群、ボリューム満点
この路地を入っていったところにお店がありますので、地図がないと分からないかもしれません。
前日に、観光案内所で聞いた時も、美味しい魚の店としてコチラを紹介してもらっていました。
上の写真の路地を進むとこの店の前に着きます。PayPay/au PAYなどが使えます。
宮津丼1000円(このボリュームと新鮮さ、この値段でいただけるとは近所にあれば毎日通いたい)
朝からのメニューと同じでした。
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11:30過ぎに少し早めの昼食は、しょくじ処「おぐら」
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元伊勢籠(この)神社から徒歩で向かいました。
前日の夕食時に伺った「なみじ」の大将との会話で翌日は元伊勢籠(この)神社方面に自転車で渡ろうと思うという話をしていました。
一緒に魚の仕入れに行っている仲間でもあり、新鮮な旨い魚をランチで出している、という店として紹介を受けました。
ボリューム満点のアジフライ定食。サックサックのコロモ。思い出すだけでまた食べたくなるアジフライでした。
アクセス
伊丹空港から天橋立
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8:00羽田空港発、9:10大阪伊丹空港着
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ANAで移動しています。ANAではコロナ感染対策として、密を避けるため、乗機・降機を明確にグループ分けしています。後ろの方の席になると到着してから降機できるまで15−20分くらい時間がかかる感覚です。後続の予定が迫っている旅程を立てている方は、前の方の席にするか時間にかなり余裕を持った行動が必要になります。
伊丹空港発のバスまでに時間はあるが、その後の時間はかなり詰まっているので、かなり早めにランチにしました。伊丹空港の到着ロビーからはまだ出ないで、JAL側の到着・出発ロビーに移動してJAL側のセキュリティーチェック後の食事場所にある「京出汁おいなり釣狐(つりぎつね)」で、九条ねぎ蕎麦定食(おいなりさん2個付き)を食べました
https://www.osaka-airport.co.jp/shop-and-dine/dine/tsurigitsune.html
分かりにくいのですが、セキュリティーチェック後ANA(南ターミナル) ・JAL(北ターミナル)は繋がっています。
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11:12発 大阪伊丹空港から 12:40着 福知山駅(日本交通バス)
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これも分かりにくいので気をつけてください。「0」番乗り場というのがあります。長距離で事前予約制のバスが発着する場所です。J AL側の1番乗り場よりものもっと端にあります。
ANA側からだと7−8分歩くつもりで時間の余裕を見ておいてください。
*2021年11月8日一部改正されているのでこの時間は最新ではありませんので各自ご確認ください。
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12:53発 福知山駅から13:31着 天橋立駅 京都丹後鉄道 特急たんごリレー3号 網野行
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途中渋滞もあり、到着が予定よりも10分遅れました。高速道路では空いていたのでもっとじかんを取り戻せたと思いますが、日本交通バスは乗り継ぐ客がいることは全く考えていません。
ずっと渋滞なら諦めますが、最初だけ渋滞で中盤からはずっと空いた道を走っていましたから。。。。
福知山駅では京都丹後鉄道 特急たんごリレー3号の発車まで3分。間違えてJRの改札の方に行き、京都丹後鉄道の改札を教えていただきました。京都丹後鉄道さんは、最高に親切です。
発車のベルが早めになり始めますが、乗客がいることをホームに伝えて、乗り込むまで待ってくれました。京都丹後鉄道さんありがとう!日本交通バスさん、もうちょっと想像力働かせて仕事してください!