東京・入谷周辺には神社仏閣が多くあり、今回は、何度か個別には参拝した神社仏閣を半日かけて巡りました。関東三十六不動霊場 第二十四番札所でもありますので関東三十六不動霊場巡りも目的の1つとして巡ってきました。
飛不動の概要
宗派 :修験系天台宗の単立寺院
寺号 :龍光山三高寺正寶院(りゅうこうざん さんこうじ しょうぼういん)
開山 :本山派修験僧の正山上人
御本尊 :飛不動尊(ご開帳は12年ごとの酉歳、前回は、2017(平成29年)でしたので、次回は2029年です)
創建 :享禄3年(1530年)
入山料金 :無料
ホームページ :飛不動
御朱印
通常御朱印
恵比寿神
下谷七福神では、正寶院は恵比寿さんをお祀りしているため、恵比寿さんの御朱印も拝受できます。
下谷七福神御朱印
七福神の要領
- 巡拝の所要時間は、徒歩で約1時間強かかりました。各所での写真撮影やじっくりとお参りしていると時間経過は早いです。
- 各社寺そろってのご開帳は、毎年1月1日~11月7日。七福神巡りは概ねこの日程です。年間を通じて実施しているところもありますが、1月15日くらいです。
- 御朱印受付時間は1月1日~1月15日 AM8:00~PM5:00です。
- 集印用の専用色紙は3種類用意されています。私は、2種類を持って巡りました。
- 巡拝は各社寺どこからでも始めることができます。
●恵比寿神・・・飛不動尊
●布袋尊・・・寿永寺
●朝日弁財天・・・弁天院
●毘沙門天・・・法昌寺
●三面大黒天・・・英信寺
●福禄寿・・・入谷鬼子母神
●寿老神・・・元三島神社
関東三十六不動霊場 第二十四番札所
関東三十六不動の公式ホームページはこちらになります。
ゆっくりと時間をかけて(行ける時間を見つけて)巡っています。
見どころ
山門
「飛不動前」の交差点からスグのところです。
たくさんの提灯が下がっています。そんなに広い通りから入るのではにので、普通なら見落としそうな入り口ですが、この大量の提灯が目印になってわかりやすいです。
本堂
ご本堂の中央に御本尊の飛不動尊。左側に大日如来、右側に阿弥陀如来が安置されているそうです。
お参りの仕方 |
●まず一礼 軽くお辞儀をします。 ●次に二拍掌 両手を合わせ二度手を打ちます 。 ●次に一礼 合掌したままお辞儀をして、願い事とお不動さまのご真言を唱えます。 |
お寺では手を打たない、と思い込んでいましたが、そうではないようです。飛不動さんのホームページに上記のように記載されていますし、「実は、お坊さんはお寺で手を叩いています。
他の宗派は分かりませんが、真言宗では手を叩く作法があります。」と津軽弘法大師霊場 にも記載がありました。
参拝の仕方と恵比寿様のご真言
ご本堂の前で、まずはお線香をあげました。境内全体とお線香をあげた時の様子をYoutubeにアップしています。雰囲気だけでもご覧いただけると嬉しいです。
飛不動の御利益を表すお話
「飛不動」と呼ばれている。これは当時の住職が大和国(現・奈良県)の大峰山で修行するため、本尊の不動尊を携えてきたところ、一夜にして当院に飛び帰ったことから、そう呼ばれるようになった。これらの故事により、「航空安全」のご利益があるとされ、航空関係者や飛行機を利用する旅行者の信仰を集めるようになった。小惑星探査機はやぶさが一時行方不明になった際に、プロジェクトマネージャの川口淳一郎は当院を参拝し、はやぶさの無事帰還を祈ったという。また「航空安全」は「落ちない」に通じることから、合格祈願の受験生の参拝者も来ている。そして「もっと飛ぶように」ということでゴルフ愛好家らも訪れるという 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
このような話から、元々は私も参拝したのは、飛行機に乗ることが多く、意識してそういう神社仏閣に参拝するようになっていて、最初に飛不動さんにお参りに来たのもそれが理由でした。
関連するお守りなどのご紹介をします。
洗心童子
洗心童子と呼ぶそうです。
道歌(どうか)は、道徳的な、または教訓的な短歌をいう。様々な体験から出た世智であり、訓戒である。昔から日本人に親しまれている。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
掃けば散り 払えばまたも塵積る 人の心も庭の落ち葉も
小僧さんが日々浄化してくれているみたいです。洗心童子は、他のお寺さんでも見かけることがあると思います。
羅漢さま
お守り、御朱印帳など
財布にいつもつけていますが、飛行機の形をしたお守りがあります。金色に光、ちっちゃくてかわいいお守りです。以前に拝受したものを新しいものと交換するためにお焚き上げをしてもらいました。
お守りとお札のルール
指の大きさと比較していただくと小さなものだとお分かりになると思います。
最初、どこにあるのかわからないくて、新しいお守りを拝受するときに、以前のもの(写真のお守り)を見せて、どちらで御供養いただけるのかを住職さんに伺いましたら、ご本堂の前に「焼札受」があることを教えていただき、本堂の前でお焚き上げに出しました。
御本堂の前にあります。
納経所(外にもお守りやお札が出ていますが、中に入って選ぶこともできます)と授与品の展示
御朱印料とゴルフ安全守り
御朱印帳
当ページ記載の各料金は、私が参拝した時点のものです。料金の変更があるかもしれませんので最新の情報は飛不動さんにご確認ください。
絵馬
右側が本堂、奥に(真ん中)に恵比寿神、左側に絵馬の奉納場所があります。Youtubeでご覧いただいた方ならお分かりのように、決して広い境内ではありませんが、静かな落ち着いた雰囲気のある良いお寺さんです。
お不動産のお姿の前を飛行機が飛んでいる図柄です。
*当記事の最初に掲載の映像は、飛不動さんのホームページに行くと無料でダウンロードできるもので、ホームページのアクセス記念になっています。
アクセス
東京都台東区竜泉3丁目11番11号
● 地下鉄 日比谷線 三ノ輪駅下車
南へ600m 徒歩約8分 改札口に周辺の地図があります。
● 都営バス 竜泉下車 徒歩3分
都08 日暮里駅前-竜泉-押上-錦糸町駅前
JR山手線 日暮里駅より錦糸町駅前ゆきバス
東武 浅草駅より日暮里駅前ゆきバス
草43 足立区役所-三ノ輪駅-竜泉-浅草雷門
草63 池袋駅東口-巣鴨駅-竜泉-浅草寿町
まとめ
御朱印の文字が好きですねぇ。素晴らしい文字です。躍動感があり、空を一気に飛んでいく感じが出ています。
あまり自宅からは近くないのですが、呼ばれるように参拝したくなる不思議な力があります。
この2022年のお盆休みは、久々に制限なしの帰省・旅行ができるようになりました。まだ出入国のときに手間がかかることや円安の影響も合って、海外にはなかなか出かけられないかもしれませんが、国内でも飛行に乗って出かけるような旅行をプランしてみてはいかがでしょうか?当ページでも旅行サイトのリンクをいくつも貼っていますので、日程の確定までは難しくても、サイトを除いて計画だけしてみるのも気分転換になって良いと思います。
近くには、美味しいランチのお店などもありますので、別な機会にご紹介したいと思います。