こんな方におすすめ
- 参拝するために最小限の御由緒や特徴、ご祭神がどなたかを知りたい
- 選択肢がたくさんあってなかなか決断できないことが多い。男女の関係のみならず、仕事の関係でも良いご縁ができれば良いのにと思うことがある
- せっかく参拝するのだから見ておくべきパワースポットや見どころを知りたい
- 収集している御朱印はどんなものが拝受可能か、奉納される絵馬もできれば知りたい
どんな神社で、お祀りされている神様(ご祭神)はどんな方でしょうか?
博多の総氏神・総鎮守様としては最古の歴史を有し、大幡主大神は孝謙天皇天平宝字元年(757年)託宣によって鎮座され、
素戔嗚大神は天慶4年(941年)藤原純友の乱の追討使小野好古が戦勝奉賽のために勧請されたといわれています。
天照皇大神の奉祀についてはあまりにも古く史実としてはっきりしないそうです。
ご祭神
左殿:天照大御神(大神宮)
中殿:大幡主命(櫛田宮)
右殿:須佐之男命(祇園宮)
かなうお願い(ご利益)は何?
商売繁盛、不老長寿、健康、厄除
博多の祭りといえば・・・
7月の博多祇園山笠(770年の歴史があるんですよ!)や10月の博多おくんちなどの祭事。
5月の博多松囃子(博多どんたく)は厳密には櫛田神社の祭事ではないものの、松囃子一行は櫛田神社から出発するしきたり。
どれも全国区で有名なお祭りばかりです。
年間を通して見れる飾り山笠は、豪華絢爛で壮大なドラマのようで神社の荒々しい一面を感じることができる経験です。
祭りに合わせて現地に行けない遠方者にとっては、多少なりとも祭りの迫力を目前で経験できることがありがたいです。
干支恵方盤
楼門の天井にある干支恵方盤は見ておきたいですね。内側に東西南北、外側に干支が配置されていて、
毎年大晦日に中央の矢印を回転させて新しい年の恵方(縁起の良い方角)を指します。
山笠の細工技術の活用でしょうか?
繊細かつ動物の仔細がきれいに浮き出していて、鮮やかな彩色がほどこされています。
こんな素敵な恵方盤はみたことがないここだけで楽しめる逸品です。
霊泉鶴の井戸
博多は太古、海であったと伝えられている。
神社で最古の井戸であるが、いつの間には塩分濃度の高い井戸水に変わってしまった。
この井戸は、本殿真下から湧き出ていることから、不老・長寿の水として若干の水を3口に分けて飲み、本人・家族・親族の無病息災を願う霊水として長く大切にされてきました。
しかし、現在では飲用に供するには水質検査などの行政手続きも難しく、一般への飲用はできなくなったそうです。
まだ飲めるような書き込みもありましたが、今回飲めないことを確認してきましたので周知させていただくことにしました。
何万もある神社さんのことですので、Updateが間に合ってませんでしたら、すみません。
御朱印
前回よりは文字に力強さを感じます。
神社さんの性格が現れているとても良い書きっぷりです。小さくまとまっていないところが芸術的でもあります。
御朱印帳
とてもユニークな御朱印帳です。私もこの御朱印帳を使っていました。地域で分けて使っていますが、九州はもう満願になって、現在は別な御朱印帳を使っています。
勇壮で華麗な御朱印帳です。素敵ですね。
初穂料が1000円なのはとても良心的です(平成3年5月時点)
御朱印の初穂料は、500円です。当然のルールと少しローカルルールもありそうなので拝受前には記載事項をしっかり見てから
依頼されることをオススメします。
見どころ
鳥居と楼門
鳥居のスグ後ろに楼門があります。立派な正面からの絵姿に感動です。
鳥居の扁額には、素晴らしい「櫛田宮」の文字
狛犬
楼門を通り抜け、中神門の手前に狛犬さんがいらっしゃいます。
脇門からみた拝殿
カップルのお参りの姿が真摯な印象を受けてシャッターを切りました。
中神門から見た拝殿
美しい造作です。素晴らしいです。
櫛田の銀杏
神馬
これも新しく綺麗で立派な神馬です。
北神門
第49回、式年遷宮に向けて浄財を募集されていました。令和7年10月までが募集期間です。
浄財を入れる目的で、下の写真の貯金箱を無料配布されていました。貯金箱は数量限定だと思いますのでもう今はないかもしれません。
住所や公共交通機関でのアクセス
住 所 福岡県福岡市博多区上川端町1−41
電 話 092-291-2951
交通通機関
地下鉄 祇園駅より徒歩5分
西鉄バス「キャナルシティ前」より徒歩2分
福岡都市高速呉服町ランプより約5分
地図
まとめ
博多祇園近辺を歩くと行くつもりもなく吸い寄せられて参拝していることがあります。