相模國一之宮。延喜式内社(名神大社)。旧国幣中社。現在は神社本庁の別表神社です。
年間約200万人とも言われる参拝者を迎えています。
初詣の参拝者数は神奈川県内の神社では鎌倉市の鶴岡八幡宮に次いで2番目に多いようです。
私は初詣は毎年氏神様は必ず参拝しますが、それ以外には異なる神社にお参りします。
寒川さんも1−2回初詣もあります。
日本で最も昇殿祈祷者が多い神社としても知られているようです。
確かに、めったに昇殿祈祷まではやらないのですが、私も2度昇殿祈祷しています。
何が重要な御神徳で参拝すべきなのか。
八方除
地相・家相・方位・日柄などに起因するすべての禍事・災難を取り除き家業繁栄・福徳円満をもたらす、寒川大明神の全国唯一の御神徳です。大難は小難に、小難は無難に、そして吉事は最大に。歩く先への恐れがなくなり、心晴れやかに毎日を過ごせます。八方除は、あなたの未来を照らす、人生の羅針盤です。
「寒川神社HP 八方除」説明からの引用
渾天儀(こんてんぎ)
またはアーミラリ天球儀 (英: Armillary sphere) は、天球上の天体の動きを模した機器である。古代のギリシアと中国で独自に発明・発展した。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
English Armillary sphere
拝殿の右側に配置された渾天儀のレプリカは、本来天体の位置・星等を観測する器具です。
特に星の運行は、人々に方角を教えてくれるばかりではなく、国家の命運をもにぎると昔から考えられてきました。
そのため、天体観測により暦が作られ、さらに暦によって日々の吉凶が占われたのです。
寒川神社の渾天儀には、龍は天空を支えるという故事にならい四隅に龍が配置されています。
「寒川神社HP 渾天儀」説明からの引用
御祭神
現在の祭神は以下の2柱で、寒川大明神と総称される。
寒川比古命 (さむかわひこのみこと)
寒川比女命 (さむかわひめのみこと)
2柱とも記紀には記載がなく、詳細は不明。 寒川比古命・寒川比女命は、大水上命(おおみなかみのかみ)の御子とする説もある。大水上命は牟弥乃神社(伊勢神宮末社)で祀られるが、この神も大山祇神と同一視されるなど、詳細は不明。
また、祭神については他にも佐河大明神(吾妻鏡十二)、八幡神/八幡大菩薩(諸国一宮神名帳等)、あるいは菊理媛命(惣国風土記)、澤女神(神名帳考証、神名帳注釈)、素盞嗚命と稲田姫尊(旧神詞記)、大己貴尊(一宮巡詣記)などの諸説がある
寒川大明神は相模國を中心に広く関東地方をご開拓になられ、衣食住など人間生活の根源を開発指導され、関東地方文化の生みの親神様として敬仰されてきました。
寒川神社は江戸(東京)から見て南西(坤)の地に鎮座しており、江戸(現在の皇居)の裏鬼門にあたります。また、通常社殿は南向き、もしくは東向きに建てられるのですが、寒川神社は南西を向いています。そのため、古来より関八州の守護神として、また江戸の裏鬼門をお護りする神社として崇敬され、とりわけ八方除・方位除の神様として信仰されてきました。
「寒川神社HP 御祭神」説明からの引用
御朱印
ご祈祷の受付の一番奥にあります。祈祷受付とは並びが別なので間違えないように確認してお並びください。
アクセス
神奈川県高座郡寒川町宮山3916
0467 – 75 – 0004 寒川神社社務所
JR相模線「宮山」駅より
徒歩5分
JRが最も便利です。お車の方は、神社の駐車場の他に民間の臨時駐車場がたくさんでますのでどこかに入れます。
車
小田原厚木道路伊勢原インター より
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- 一インターを出たら寒川方面に向い、田村十字路を直進
- 二相模川にかかる神川橋を渡り、大門踏切前交差点を左折
- 三相模線の踏切を渡り、鳥居をくぐると二〜三分
圏央道
寒川北インター より
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- 一インターを出たら右折
- 二中里交差点より二〜三分
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ランチについて
周辺にはまともに食事できる店はあまりありません。蕎麦屋さんがあり、ここは空腹なら問題ないでしょうね。
できれば、JRの方なら移動して、参拝の前後に済ませることをオススメします。
博多 華味鳥
JT/小田急 海老名駅で乗り換えて相模線に乗っていますので海老名駅が便利なことが理由の1つです。