5月の最終週、汗ばむほどの気温(31℃)の中、伊勢宮に参拝。
長崎県長崎市伊勢町にある神社で、長崎市内の諏訪神社・松森天満宮と共に、長崎三社の1社です。また中川八幡神社と水神神社の二社加えた長崎五社のうちの一社です。
自宅で行う結婚式が主流であった明治時代、長崎県内で最初に人前結婚式が行なわれたことでも知られる神社だそうです。
御祭神と御利益
天照皇大神
高天原を治める太陽神であり、皇室の祖神、日本の総氏神さまです。
豊受姫大神
食物の神・穀物の神・農耕の神・衣食住の神であり、それに関連する御利益をもたらせていただけます。
相殿
素戔嗚尊(スサノオノミコト):厄除
御朱印
社務所も開いておらず御朱印は諦めようかと思っていました。その時に、宮司様の奥様らしき妙齢のご婦人が拝殿の方に出てこられたので、御朱印をお願おしたいことをお話しました。暫く待って欲しいとのお言葉とともに奥の方に入られて、書き置きの御朱印をお持ちくださいました。
御朱印にも背景に薄く浮かび上がっているいる「大一」の文字。
奥様にお伺いすると伊勢神宮の古い「神紋」だそうで、伊勢神宮との深いつながりを感じずにはいられませんでした。
略歴
寛永六年(1629年)天台宗修験南岳院存祐という方が、三重の伊勢神宮に行き、許状をいただいて、今の地に内宮の神様、天照皇大神 の御分霊を勧請しました。
後に、外宮の神様 豊受姫大神 の御分霊を勧請しました。
明治19年になって伊勢町にあった八坂神社を合祀した際に、素戔嗚尊(スサノオノミコト) を祀られた神社になります。
境内ツアー(見どころ案内)
アクセス
〒850-0018 長崎県長崎市伊勢町2−14 伊勢宮
3,4,5系統が通る、「諏訪神社」駅から徒歩3分程度で到着です。