こんな方におすすめ
- 出世や商売繁昌を求めるビジネスパーソン
- 恋心に火をつけ、燃えるような恋をしたいと願う方々
- ビジネス成功も縁結び成功も両方目指したい方
自然の山としては東京で一番高い標高25.7mの愛宕(あたご)山(かなり意外でした)
86段、40度の石段、「出世の石段」とは!?その登ったところには何が!?
そして私達にどのような開運を導いてくれるのでしょうか?
どんな神社で、お祀りされている神様(ご祭神)はどんな方でしょうか?
1603年徳川家康によって江戸の町の防火の神様として創建。江戸・東京にある神社さんの歴史に残念ながらよく刻み込まれているのは、大正12年9月1日、関東大震災に、昭和20年5月24日 東京大空襲により社殿は焼失、との話です。愛宕神社も同様の運命をたどることになりました。
【主祭神】
火の神・火産霊命(ほむすびのみこと):古事記では火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)、日本書紀では「火産霊(ほむすひ)」や火の神「軻遇突智(かぐつち)」と呼ばれ、母親であるイザナミノミコトが産んだときにイザナミノミコトは焼かれて亡くなられています。
【配祀】
罔象女命(みずはのめのみこと): 日本書紀の第二の一書では、イザナミが死ぬ間際に埴山媛神(はにやまひめ)と罔象女命を生んだとしている。代表的な水の神です。
大山祇命(おおやまづみのみこと):日本書紀では、イザナギが軻遇突智を斬った際に生まれたとしている。神名の「ツ」は「の」、「ミ」は神霊の意なので、「オオヤマツミ」は「大いなる山の神」という意味になる〈=山の神〉
日本武尊(やまとたけるのみこと):九州熊襲遠征や東国平定を成し遂げた〈武徳の神〉
かなうお願い(ご利益)は何?
・新社会人も将来の昇進、中堅の方々は更なるキャリアアップを目指して「出世の石段」を上り詰めましょう
元々「出世の石段」と呼ばれるようになったのは、江戸三代将軍家光が増上寺への参拝の帰り、愛宕神社の山上の梅が満開の時期その美しさに惹かれ、
との命に、家臣たちは皆、尻込みして名乗りを上げる者はいなかった
さっそうと駆け上り、梅を家光公に献上したのが四国丸亀藩の家臣・曲垣平九郎(まがきへいくろう)。その時より、無名の武士が、馬術の名人としてその名が広まったことから
ビジネスの世界でもいつくるか分からないことにもアンテナを張り、
スキルアップを怠らなければ千載一遇のチャンスを逃すことなく手中に収めることもできますね。
出世には、日ごろからの準備と巡ってきたチャンスを逃さない勇気、
そのベースがあって巡り合う開運ご利益があってこそです。
ご利益
愛宕神社は、上記の他に以下のようなご利益があります。
- 火に関するもの、防火、防災
- 印刷・コンピュータ関係
- 商売繁昌
- 恋愛、結婚、縁結び
火が点いたような恋がしたい!というならやはり火の神・火産霊命(ほむすびのみこと)ですね。日本書紀の火産霊命(ほむすびのみこと)誕生物語では、あまりの火の強さに
母親であるイザナミの陰部を火傷で殺してしまうほど。怒った夫のイザナギに斬り殺されてしまう、という壮絶であっけない終わり方をしてしまう神です。
古代の人にとっての火は、落雷で木が燃える、火山の火が飛び散るなど事前の中での脅威だったと思います。
一方で、火は、私達の生活に欠かせない道具でもあります。この脅威と恩恵の両面をコントロールして人間は火と付き合ってきました。
同じように、燃えるような恋が、いつかは、冷めて消えてしまわないようにコントロールすることも求められるのかな、と感じました。
見落としてはいけない必須の開運パワースポット
86段の「出世の石段」を上まで登ったあとの景色
1つキャリアがアップした感覚を想像できる眺めです。必ず見下ろしてみてください
下々の喧騒から一歩離れて、静かな穏やかな空間にたどり着きます。
出世することだけが目標などという人生は送りたくなく、ただ、全くの底辺に居続けることも苦しいので、この苦難を超えた安らぎの境地が心地良い感じがしました。
【境内末社】
太郎坊神社
御祭神、猿田彦神:愛宕の太郎坊と古くから尊敬を集め、旅行や道開きの神
福寿稲荷神社
御祭神、宇迦御魂(うがのみたま)神:衣食住・農工商守護神
弁財天舎
御祭神、市杵島姫:宗像三女神の三女。厳島からの勧請(神仏の分霊を請(しょう)じ迎えること)
海上交通の神、歌舞音曲金運の神
恵比寿大黒社
御祭神、大国主命、事代主命:七福神の2神。福徳・善心・知恵を授けていただける神
神社・仏閣参拝のもう1つの楽しみ、いただける御朱印は?
「火伏の総本社」と書かれており、元々の創建趣旨が揺るぎないところが素晴らしい
住所や公共交通機関でのアクセス
住 所 東京都港区愛宕一丁目五番三号
電 話 03-3431-0327
交通通機関 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分
東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩5分
東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分
都営三田線「御成門駅」より徒歩8分
JR「新橋駅」より徒歩20分
都営バス 渋88(新橋駅~渋谷駅)「虎ノ門三丁目」下車
東急バス 東98(東京駅南口~等々力)「愛宕山下」下車
地図
まとめ
キャリアアップを目指すビジネスパーソンだけの神社だと思っていましたが、意外でした。
友達との関係だったり知り合いだった方と急接近を手助けしてくれる開運スポットでした。
また、縁結び・恋愛にも神威を発揮してくれるなんて、未婚のビジネスパーソンは全員習合ですね