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京都、三室戸寺|西国三十三所 第十番札所。御朱印や境内見どころ

2022-07-14

京都、三室戸寺|西国三十三所 第十番札所。御朱印や境内見どころ

奈良時代には、光仁天皇、平安時代の花山天皇(かざんてんのう)、白河天皇、の離宮となったため、御室戸宮と号せられていたが、御の字を、三、に替え、三室戸寺と称する。

ツツジ、アジサイで有名なお寺です。

三室戸寺の概要

宗派                     :本山修験宗 :(ほんざんしゅげんしゅう)は、天台宗の流れをくむ修験道の一派。聖護院が総本山

開山                     :伝 行表(ぎょうひょう):743年(天平15年)興福寺北倉院で受戒。興福寺で禅・唯識を学ぶ

御本尊                 :千手観音菩薩(秘仏)

創建                     :伝・宝亀年間(770年 – 781年)

本尊真言             :おん ばざら たらま きりく そわか 

ご詠歌                 :夜もすがら月をみむろとわけゆけば 宇治の川瀬に立つは白波

納経時間       :

  • 夏期:4月〜10月までの期間……………午前8時半〜午後4時半まで
  • 冬期:11〜3月までの期間……………… 午前8時半〜午後4時まで

※拝観、朱印最終受付は、閉門時間30分前

御朱印(タイトル部分に表示)とご詠歌

夜もすがら月をみむろとわけゆけば 宇治の川瀬に立つは白波

夜もすがら:「終夜」(よもすがら)と書き、夜中、夜通し、を意味する表現。昼はひねもす、夜は夜もすがら。実用日本語表現辞典 より。

夜になり、月を見ようとして宇治川近くの三室戸寺の方に進んでいくと、宇治川の瀬に白波が立っていました。景色に酔いしれて眺めていることは、すなわち、煩悩の闇を照らす月あかりが

白波によってかき消されることと裏腹です。ひと時の素晴らしい景色も十分に注意して仏の慈悲の心、慈悲が照らすあかりを見失わないように努めるべきです。

三室戸寺の見どころ

「三室戸寺」の寺標が掲げられているのが見えると入り口のところで、拝観料を支払います。奥の方に、山門の朱色が周辺の緑との対比で美しく見えてきます。

拝観料平常 大人500円 小人300円
しだれ梅園開園期間中 大人800円 小人400円
つつじ園開園期間中 大人800円 小人400円
あじさい園開園期間中 大人1,000円 小人500円
あじさいライトアップ 大人1,000円 小人500円

山門

庭園:枯山水、池泉回遊式の室町時代の作庭手法を模しており、多数のツツジ、しゃくなげ、アジサイなど爽やかな季節感を与えてくれます。

訪れたのは、2022年5月20日でしたので、どの花もちょっと遅かったり、早かったりして一面が花で覆われている様な景色には出会うことはできませんでした。

この緑も、アジサイが咲き始めるのでしょう。

三室戸寺庭園

花、ツツジ・しゃくなげなど

一部、ツツジやしゃくなげが残っていました。

庭園は、かなり広くて、花が咲きほこっって鑑賞しながらゆっくり回ると1時間はかかるくらいの広さでした。

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本堂 (江戸時代・京都府文化財)

入り口、山門からずっとなだらかな坂道を上って歩いて行きます。本堂へは、最後に少し急な階段が待ち構えています。

この階段を上り切ると本堂に到着します。

本堂

本堂と本堂の前にある「ハス」7月から8月にかけて100種類のハスが咲きます、とのこと。

こんなに綺麗な花が咲くんですね。素敵です。coro さんありがとうございます。引用させていただきました。

本堂の前に行かれているお線香です。願い事に合わせたお線香をあげるようになっています。「家内安全」「先祖供養」「身体健全」「心願成就」「病気平癒」

阿弥陀堂(江戸時代・京都府文化財)

本堂の向かって右隣にあります。

元々ここには親鸞の父日野有範の墓があったが、親鸞の娘覚信尼が祖父有範の墓を整備し、その上にお堂を建てて阿弥陀堂とし、その菩提を忌った。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鐘楼(江戸時代・京都府文化財)

三重塔(江戸時代・府文化財)

元禄17年(1704年)建立の全高16メートルの三重塔で、もとは兵庫県佐用郡三日月村(現・佐用町)の高蔵寺にあったものを、1910年(明治43年)に当寺が買い取って参道西方の丘上に移設した。その後1977年(昭和52年)境内の現在地(鐘楼の東隣)に移された 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

勝運祈願の宝勝牛(牛玉)

本堂前に鎮座する石造りの牛の像。まるで狛犬のような場所にいます。
大きく開いた口中には石の玉があり、これを撫でると勝運がつくといわれ、宝勝牛と言われています。

牛のしっぽの方には、横綱 貴乃花・若乃花が奉納した運勝祈願の手形があります。

狛兎 – 兎の像

本堂前に狛牛と対面して兎が安置されています。

狛兎は、御影石製で、高さ150cm、幅90cm。兎は、幅60cmの大きな玉を抱いていま。この玉の中に卵型の石があります。その卵型石が立てば願いが通じると言われています。

手が突っ込めるくらいの穴が開いていますので、中に入っている卵型石を立ててみてください。

この穴から手を入れるようになっています。

狛蛇(宇賀神)

宇賀神(うがじん、うかのかみ)は、日本で中世以降信仰された神。財運(金運)をもたらす福神として信仰された。

人頭蛇身で、とぐろ を巻く形で表されています。

花山荘

本堂のある高台から庭園全体を見渡せる場所になっています。土足厳禁で靴を脱いで上がるようになっています。

アクセスと近隣の施設

当日は、醍醐寺からスタートしています。

移動は、醍醐寺からです。

・醍醐寺前(バス)停から、山科六地蔵線22A:小野駅経由京阪六地蔵行、京阪六地蔵(バス)下車

・京阪宇治線、六地蔵駅から三室戸駅下車、三室戸駅から徒歩20分

三室戸寺 : 京都府宇治市莵道滋賀谷21

近隣の施設(源氏物語ミュージアム)

源氏物語ミュージアムは、源氏物語にまつわる様々なイベントを行なっています。

「源氏物語」五四帖のうちの最後の十帖の通称として、「宇治十帖」と呼ばれています。

「橋姫」「椎本(しいがもと)」「総角(あげまき)」「早蕨(さわらび)」「宿木(やどりぎ)」「東屋(あずまや)」「浮舟」「蜻蛉(かげろう)」「手習(てならい)」「夢の浮橋」から成る。山城国宇治が主な舞台となっているからです。

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